機動戦士ガンダム F91 [DVD]



機動戦士ガンダム F91 [DVD]
機動戦士ガンダム F91 [DVD]

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隠れた名作

Zガンダムのようなテイストを感じました。この作品のあとに、TVシリーズが続く計画があったようで、この作品は中途半端なところで終ってしまいますが、充分に楽しめます。個人的には冨野ガンダムで面白いと思えたガンダムの最後の作品です。キャラデザインも安彦氏で、人間味のあるキャラが描かれています。インパクト薄いですが、隠れた名作です。
作画は良いですが…

話の展開が早過ぎるうえに話自体が完結していない。
故に小説版と一緒に見ないと話を完全に理解するのが非常に困難です。
続編を作って完結させるつもりだったみたいですが、序章である本作がこうも陳腐な話だと、興行収入不足で続編中止というのにも得心がいきますね。
作画が素晴らしいだけにこのシナリオが実に勿体無く感じました。
この内容で定価6800円は高すぎる

劇場公開用作品として発表された本作はUC123年を舞台にクロスボーン・バンガードと地球連邦の対決、及びにそれに巻き込まれる主人公シーブック・アノーとセシリー・フェアチャイルドの関係を描いた作品です。


既にジオン共和国はUC100年に自治権を放棄し、名実ともに連邦の天下です。
しかし敵の攻撃を防ぐため平気で子供を盾に取ろうとするなど、内部の腐敗は逆シャアの時代以前より進んでいる描写が目立ちました。戦闘面でも連邦のMSは出てきても速攻で落とされる場面が非常に多く、戦争の無くなった時代の連邦が忠実に表現されています(敵にも素人扱いされる程です)
大型のMSは既に時代遅れで小型のMSに主力が移っている背景もあり、大型のMSが出てこないのが残念と言えば残念でした(大型MS好きな為)


キャラデザは安彦良和で、作風にあった魅力的なキャラクターデザインが多く安心して見られます(個人的にガンダムは安彦原画が一番合っていると思う)
MSのデザインは個々人の評価に依りますが、ガンダムF91と敵量産機デナン・ゾンとセシリー機ビギナ・ギナ、後は鉄仮面のラフレシア位ですので数は少ないです。連邦側のジェガンは逆シャアに既に出てますしノーカンでw


兎に角駆け足でまとめ切れていない印象が拭えません。完全版でも120分という限られた枠なので、細かい描写を入れる時間が無いにしても展開が早すぎます。
これで6800円という定価は吹っかけ過ぎでしょう。
元々TV版放映前の導入部ダイジェストとして作成されたものだから、と言えばそれまでなのですが。


個人的には悪い作品ではありませんが、値段と釣り合っていないと思いました。
レンタルで十分だと思いますが、欲しい方は安い中古を探してみてはいかがでしょう( '∀`)
今更ながらガンダムを考える

このDVDを手に入れて、最近再び観ていて思うのは・・案外、リアルに人の姿を捉えているのかも知れないという事です。
主人公気取りで、自己主張の激しい脇役と、巻き込まれながらも調和しつつ、生き延びようとする脇役気取りの主人公たち。
そうなんだよなあ、って最近思います。
自己主張の激しい人って、案外・・冷静に評価するとそんなに大した事、してないですよね。実際。
ぎゃんぎゃん、己をぶつける事だけにエネルギーを浪費してしまってる事が多い。
嵐のように、周囲を巻き込むから、凄い事をやってるような気になってしまうけど、冷静に振り返ると何も変わっていない。
案外、調和を重んじる人のほうが、少しづつ「なにか」を変えていっている。
それが何であるかは、またそれぞれの話になるけれど。

自己主張が激しい、それはある面、世界を拒絶しているって事なんだと思います。
世界を拒絶したって、何も変わらないよって言われてる気がします。
それよりも、世界を自分の中に取り込んでゆきなさい・・自分を変えられたなら、きっと世界も変えてゆけるから・・そう、語りかけてくる気がします。

そう考えながら、このDVDを観ると、キャラクター達が案外、浮ついて見えません。
当てはまる影が、きっと周囲にも見つかるでしょう。

画質的には・・時折、ボケたりしますね。動きも大きいので、古い液晶の大型TVだと、動きが固く見えてしまうかも?
見終わったあとに何となく変な気持ちになった。

「逆襲のシャア」と比較すると,正直物足りない。それは,この作品が単なる「娯楽作品」としか解釈できなかったためであると思われる。今回の地球連邦軍の敵は,「クロスボーン・バンガード」と名乗る組織で,「コスモ・バビロニア」というスペース・ノイドの独立国家を作ることが目的である。しかし,このクロスボーン・バンガードという組織は,逆襲のシャアのときのネオ・ジオン軍とは異なり,作品中でかなり悪役として描かれている。人類の9/10を抹殺するために,バグという破壊兵器を作る。平気で人を殺す。いわゆる「悪役」である。そして,それを阻止するために,偶然ガンダムF91に乗り込んだシーブック・アノー。彼の活躍で,今回のクロスボーン・バンガードの計画は阻止されるというストーリー。どう考えても,その内容のレベルは,小学生の童話レベルではないか。桃太郎の宇宙版みたいな感じだ。シーブックの母親がF91の開発に携わったというのも,何だかこじつけ臭い。悪役がいかにも悪役らしく描かれていることに,この映画のストーリーの幼さがある。確かに,アンナ・マリーのようなクロスボーン・バンガードから地球連邦軍に寝返るような存在を見ると,「人は感情で生きている」ということを実感させられるが,それ自体がこのストーリーの根幹ではない。「逆襲のシャア」には,アムロとシャアそれぞれの苦悩があった。そして,その苦悩は互いに筋が通っていて,どちらが正しいとも言えないものだった。だからこそ,彼らの言う「優しさの光」というものが,象徴的に描かれていた。この「F91」には,そういうメッセージらしきものが見あたらない。最後に「セシリが見つかって良かったね」というハッピーエンドでしかない。だから,見終わったあとに何となく変な気持ちになった。つまり,「それで?」みたいな。ストーリーの内容的には,「逆襲のシャア」とは天と地ほどの差がある。



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